ケイ素水で骨折の改善や治療はできるか？水素水は？

ケイ素水で骨折の改善や治療はできるのでしょうか。

あるいは水素水の場合はどうか。

ケイ素

ケイ素は人間の体になくてはならない必須ミネラル。
内臓、血管、皮膚、骨、軟骨、歯、爪、髪、など人体内のいたるところに存在。

コラーゲンの結束、抗酸化作用、殺菌滅菌、デトックス、アンチエイジング、
血管再生など多数の効果効能がケイ素には見込まれています。

岩石土砂や水晶などにあるケイ素は鉱物の非水溶性であり、
人体にあるケイ素は水溶性ですので、石や土を食べても消化吸収はできません。
むしろ有害。

ケイ素（珪素）を体内合成できませんが、普段、人間は食べ物の食材に含まれるケイ素
を摂取していますので気にせずとも取れています。

ケイ素水

ケイ素水とは水溶性ケイ素を溶かし込んだ水。
二酸化ケイ素がシリカですから、シリカ水とも呼ばれます。

濃縮ケイ素水は原液のようにケイ素を水に含ませてありますので、
数滴をお茶や水、コーヒーなどに垂らして飲む。

水溶性ケイ素水ドリンクはペットボトルに入っており、少量のケイ素を水の中に溶かした
状態で市販されていますので、そのままごくごくと飲むだけでケイ素を補給できる。

水素水の効果

水素水とは水素を溶かしこんだ水。

水の化学式は「H2O」水素原子2つと酸素原子で結合したもの。
水に水素は入っているのではないかと言えばその通り。

水素の濃度が高いのが水素水と呼ばれている。
ppm単位で高濃度の水素含有率を示しています。

水素の効果から抗酸化作用があるとされています。
マイナス水素イオンが体内の活性酸素を中和し排出する。
これにより錆びついた内臓や骨をよくする。
アンチエイジング効果や生活習慣病の改善になるというわけ。

加えて水素分子はとても小さく他の栄養素のビタミンや
ミネラル、酵素なども入れない隙間まで潜り抜けられる。
水素（H2）なら閉塞された血管や脳までも届くため、
その抗酸化作用から、体の隅々まで悪玉活性酸素（O2）を
水（H2O）に変え除去してくれる驚異の改善力が期待できる。

水素水に効果なし

水素水の効果が本当か嘘か？と見る向きもあるようですが、
水素の含有率を明記していない水素水が販売されていたり、
水素水の効能を医学的に証明した事例が無いことから疑いがかけられている
のかもしれません。

国民生活センターには水素水に関する問い合わせや相談が相次ぎ、
2016年に調査を行ったところ、実際には水素の量が少ない水も少なくなかったという。
つまり普通の水と変わらない。

そしてついに消費者庁からは水素水に効果はないという発表がなされました。

水素は分子が非常に小さく、ペットボトルなど容器の隙間からも抜け出てしまう、
ということを水素水のメーカー側も強調しつつ、アルミパウチなど、完全密閉を実現して
販売していたわけですが、それなら飲むときに開栓したり、コップに注いでいる間に
空中へ蒸発して水から水素が抜けてしまうと思いませんか？
そもそも水は水素原子で構成されているわけですから、規定量の水素であれば、
それはいつも飲んでる水と変わりません。