珪素は骨に良い？ケイ素水ドリンクを飲んで骨密度が上がるか？

珪素（ケイ素）は骨に良いのでしょうか。

水溶性ケイ素水ドリンクを飲むと骨密度が上がるのか。

珪素（ケイ素）とは地球上に多い成分で、岩や石、土や砂にある鉱物由来。
水晶はケイ素の結晶化したもの、二酸化ケイ素のシリカ。

シリカ水という名称を聞いたことがあるかもしれませんが、
それはケイ素を溶かしこんだ水のドリンクです。

人体にもケイ素があり、内臓、血管、骨、軟骨、歯、爪、髪の毛など
あらゆる部位に存在。
こちらは水溶性のケイ素ですので、鉱物で非水溶性の石や岩を食べても
人間は消化吸収できませんので食べてはいけません。

ケイ素の効果効能としては、コラーゲンの結束、抗酸化作用、アンチエイジング、
デトックス、血管の再生生成、体内を正常にして維持する恒常化などが
挙げられています。

骨の構造、構成成分は、70％がカルシウム、20％がコラーゲン、残りは水分。
芯となるコラーゲンの隙間をカルシウムが埋める格好。

骨にコラーゲンが無くてはなりませんが、コラーゲンは繊維状の形状であり、
この結束を促進するのがケイ素。

つまり骨にとってもケイ素がなくてはならない。

ビタミンDは小腸でのカルシウム吸収を促進する働きがあり、
骨の形成にも作用するとされる。
食品では鮭、うなぎ、さんま、鯖など魚類、卵にビタミンDが含有されており、
野菜や肉には少ない。

サプリメントからビタミンDを補給するのもよいでしょう。

ケイ素にはビタミンの働きを促進させる作用も見込まれるため、
ビタミンDの作用も強まりカルシウム吸収、骨形成が高まる傾向となります。

骨を強く丈夫にするには、カルシウムが必要なのは言うまでもありませんが、
日光を浴びること、適度な運動をして骨や体に若干の負荷をかけることも必要になります。
さらに、カルシウムの吸収を促進するビタミンDを摂取するのがよい。

骨のコラーゲンを束ねるケイ素を補給することもよりいいのは言うまでもありませんし、
ケイ素はビタミンDをも促進させるのでなおさらよい。

水溶性ケイ素水ドリンクを飲むと骨密度が上がるのか

ケイ素を積極的に取ることで骨が丈夫になることがおわかりいただけたと思います。

骨が強くなるというのは骨密度が上がることであり、骨の内部がスカスカですと、
モロく弱い骨、骨折しやすくなってしまいます。
加齢現象とも言えますが、病名としては骨粗しょう症。
ちょっとした圧力での圧迫骨折や、骨にヒビも入りやすい。

水溶性ケイ素水ドリンクを飲めば、体内のケイ素保有量が増加する。
ケイ素によってコラーゲンの結束やビタミンDの働きを強めることになり、
このことは上記の通り、骨を強く太く丈夫にすることにつながっていきます。
つまり骨密度が上がるということ。

もちろんこういった作用には個人差がありますし、カルシウム摂取を強化すること、
運動もしなくては骨が作られません。

それでもケイ素を補強するために水溶性ケイ素水を飲むことで、骨密度が上がる
ということには一定の期待が持てます。

海外のある実験においては、ケイ素の摂取量が多かったグループの骨密度が
高かったというデータもあり、骨を強くするにはカルシウムよりも
ケイ素を取ることが大事であるという結論にも至っています。

ケイ素は多くの効果効能から、骨以外にも体内で作用を与え、健康維持にも
欠かせません。

最近ではハリウッドの女優やモデル、セレブが美容と健康のために
シリカ水（水溶性ケイ素水）を飲んでいることが知られるようになりました。

そもそもヨーロッパ、アメリカなどサプリメント大国では、ケイ素サプリが
当然ありますし、先進医療のドイツでは常備薬のように各家庭にあり、
老若男女問わず家族の皆がケイ素サプリを飲んでいます。

骨密度を上げたいという方、骨折しやすい体質の方、骨粗しょう症の予防や改善を
目的として、健康のためにも水溶性ケイ素水を日常的に飲む習慣をご提案いたします。