関節リウマチ治療としてケイ素は効く？よいの？

関節リウマチ治療としてケイ素は効くのか。
治療方法としてはよいものなのでしょうか。

関節リウマチとは、関節にある滑膜という
関節部分の内側の膜に免疫異常からくる炎症が起きて、
進行すると軟骨や骨自体が破壊されてしまう病気。

元来、リウマチというのは筋肉や関節が硬く
こわばったり、痛み、炎症を起こす症状を指して
いましたが、その中で特に関節の痛みに限定して、
その症状を表したのが関節リウマチ。

変形性関節症などは関節リウマチと似ていますが、
症状や治療法は異なってきます。

慢性関節リウマチ、悪性関節リウマチ、
若年性関節リウマチと種類があり、
関節リウマチを患っている方は全国60万人ほどいる
とされています。

上半身から発症しやすく、例えば指先や手首。
ごくわずかな範囲から始まり、やがて全身の
関節に広がっていくこともある。

関節の痛みだけでなく熱が出たり、
体がダルくなったりという症状も。

関節リウマチは免疫異常が主な原因ですので、
あらゆる自己免疫疾患にかかわる病気など
合併症になりかねません。
なにより辛い痛みの改善が必要である
ことは言うまでもありません。

しかし関節リウマチの原因である免疫異常の
メカニズムが完全に解明されていないため、
完全な治療法はありません。

しかし免疫疾患にかかわる薬も次第に開発
されており、炎症や痛みを抑える薬が病院
にはあります。

また、医師の適切な指導の元でリハビリや、
ケアを受ければ有効な治療法になるのは
間違いないでしょう。

関節の痛みやこわばりを軽視しないで
一度、病院の診察を受けてみることを
おすすめします。

ケイ素（珪素）は地球上の多くの物質に
存在する成分。
自然界では二酸化ケイ素の形で存在しており
シリカと呼ばれます。

人の体内にも皮膚、骨、内臓、血管など
あらゆる臓器や器官に存在し、必須ミネラルとして
人間になくてはならない栄養素。

ケイ素には多くの効果効能がありますが、
主にコラーゲンを結束し促進する作用があります。

コラーゲンは細胞分裂を活性化し、瑞々しさを
作るので皮膚（お肌）、髪の毛、爪、軟骨など
をよくします。
軟骨の柔らかさと強さにはコラーゲンが欠かせません。

さらにケイ素自体が骨を強くするという研究結果
もあがってきています。

関節リウマチ治療としてケイ素が効く
ということは残念ながら考えにくい。
リウマチの原因が免疫異常、免疫疾患だからです。
発症してからの改善は望みにくい。

しかしケイ素には体を正常な状態に保とうとする
恒常化の作用、抗酸化作用、アンチエイジング、
などもあるとされているため、免疫がおかしく
なって暴走してしまう状態を防いだり予防する
ことが全く期待できないとは言えません。

免疫異常に対する直接的なケイ素の効果は
あくまで仮説になりましたが、骨や軟骨を強く
する作用は認められていますので、関節の痛みを
改善していくのにケイ素は有効だと考えられます。

関節リウマチの最終的な症状として、骨や軟骨の
破壊に至ってしまうのは先の解説通り。

ケイ素の効果で少しでも骨や軟骨を強く丈夫に
しておけば、壊れにくい骨を維持したり、
しなやかで丈夫な軟骨で関節の痛みを緩和したり、
関節リウマチの対策にはなるのではと考えます。

ケイ素はあらゆる食材に含まれているため、
意識せずとも摂取できていますが、
食材ごとの含有量が極めて微量。

人間に必要なケイ素の摂取量自体も少ないため、
そこまで心配することはありませんが、
摂取量や体内での代謝量は年齢とともに
減少していくことを知っておかなければなりません。

そう考えますと毎日の食べ物から取っている
ケイ素に合わせて何らかの形で補給するのが好ましい。
関節痛が気になるならば体内のケイ素不足
を意識しておきたい。

水溶性ケイ素水ドリンク、濃縮ケイ素水、
ケイ素のサプリメントなどを使うことで、
手軽にケイ素を取り、補給することが可能になります。

これらは市販されております。
ネット通販で注文すればご自宅に届きますから、
お試しになってみてはいかがでしょうか。