膝が痛いときプロテオグリカンのサプリは効果ある？変形性膝関節症には効果ない？

プロテオグリカンのサプリは膝の関節痛に効果あるのでしょうか。

具体的な効果効能は何か。

プロテオグリカンとは、軟骨の主成分のひとつ。

プロテオというのはプロテインなのでたんぱく質のことであり、、
グリカンというのは多糖類の意味。
よってプロテオグリカンというのは糖タンパク質。

水分とプロテオグリカン15％、二型コラーゲン75％で軟骨は構成されており、
ヒアルロン酸が保水性を保ち軟骨の弾力性を生み出しています。

関節痛サプリメントに使われているグルコサミンやコンドロイチンの成分は、
二型コラーゲンやプロテオグリカンを作り出す原料。

関節痛サプリメントでグルコサミン、コンドロイチンが
よく含まれているのは、軟骨を作るため、つまりは
プロテオグリカンを作るためなのです。

これまでプロテオグリカンを健康食品などで作るとすれば、
牛の軟骨からの抽出しかなく高価で実現不可能でした。
最近の研究で、魚の鮭の鼻軟骨から抽出できることがわかり、
プロテオグリカンのサプリメントが市販されるようになっています。

プロテオグリカンが軟骨の成分ですから、軟骨そのものとも言えます。

関節痛の原因は軟骨がすり減ったことで骨と骨が擦れることで起きる
神経の擦れや炎症にあります。

軟骨が厚くなることで痛みを感じることがなくなっていく。

つまりプロテオグリカンを補給することで関節痛・関節炎の予防や改善、
痛みや違和感の緩和の効果が期待があると言える。

膝の関節痛の原因は、膝関節の軟骨がすり減ってしまい、
膝を内部で保護する滑膜という体液が大量に分泌されて腫れや炎症を起こしている状態。

やがて滑膜でも保護できなくなりますと、軟骨も本格的に削れて無くなっていき、
支えきれなくなった骨は変形してしまう。
これが変形性膝関節症。

膝に痛みを感じる方が整形外科など病院で水をぬくことがありますが、
膝関節を何とか保護しようと滑膜液が溜まっているからです。

プロテオグリカンが軟骨の成分であることから、サプリメントで補給することによって、
膝の軟骨も厚くなる、強くなることが考えられます。

既に膝関節痛が酷く進行してしまっている場合に、軟骨の急成長は難しいですが、
日常的にプロテオグリカンのサプリを飲んでおくことで
膝の軟骨がよくなり、関節痛の予防、違和感の緩和につながることが期待できます。

歩く、走るだけでなく、基本動作の立つ、座る、しゃがむ、には膝関節が大きな役割を
担っているのは言うまでもありません。

ふしぶしが動かしにくかったり、違和感を感じるのであれば、その段階から
膝のためにプロテオグリカンのサプリを摂るようにしたいものです。

★プロテオグリカンを含有するサプリメント