関節痛と痺れは関係あるの？手足のしびれ何故？

関節痛と痺れは関係あるのでしょうか。

手足のしびれはどうすればよいのか。

関節痛と痺れの関係

関節痛では、軟骨がすり減ることで骨が擦れたり、さらには神経にも影響がでますから、痺れにもつながります。
ただ痛いだけでなく、慢性的なしびれが続くことは珍しいことではありません。

手や足だけでなく、首、肩、膝、腰など、関節があるところは全て、関節炎、痛み、それらを原因とした痺れが起きる可能性があります。

手や指に痺れがある場合、ヘバーデン結節、ブシャール結節、腱鞘炎（ばね指）、または関節リウマチなどの原因が考えられます。

ヘバーデン結節、ブシャール結節は更年期の女性に多い症状。
はっきりとした原因はわかっていません。

腱鞘炎は、指の使い過ぎで腱が炎症を起こした状態。
膨れ上がった腱鞘の中を腱が通りにくくなることで痛みが生じる。
運動や荷物を運ぶなど負荷の繰り返しでもなりますが、最近ではスマートフォンの使い過ぎも原因のひとつになっています。

関節リウマチは、手や足の指だけでなく、手や足まわりの関節、膝・肩・股の関節でも発症します。

痛みがでると自覚しやすいですが、初期症状としては、違和感や痺れの発生。

足にしびれがある方は関節リウマチの疑いもあります。
特に指先や、足の裏がしびれる場合はその可能性も高いと言えるでしょう。

血行悪化や血流不良も「しびれ」の原因になります。

手足の痺れがある場合、神経内科を受診することになります。

あるいは、脳神経外科、整形外科ということになりますが、関節痛が気になる場合はお近くの外科、体調不良やストレスも気になる場合は、かかりつけの内科でもよいと言えます。

そちらの病院で診断できない部分は、適切な病院を紹介してもらえるでしょう。

痺れを感じたら、お早めに医師の診察をお受けになるか、明らかな異常を感じる際は救急車を呼ぶことです。

痺れが何らかの原因で一時的なものであれば問題ありません。それは健康な人もなる、体の正常な反応のひとつだからです。
例えば正座した後に足がしびれますが、やがて収まり治ります。

しかし、関節や神経あるいは他の病気が原因で、しびれが発生している場合、その痺れがなくなることはありません。
放っておくと悪化して、やがて重症化してしまう可能性も否めない。

他にも、その手足のしびれが脳梗塞など、脳神経の病気が原因になっていることもありますので、継続的な痺れや、痛みを伴うような強い痺れの場合は、早急に病院にて医師の診察を受けることが必要です。

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