ケイ素で関節痛を治すことができるのでしょうか。
コラーゲンとケイ素の効果との関係に注目してみましょう。
目次
関節痛の原因
関節痛が起こるのは、骨と骨の間でクッションの役割を果たす軟骨が
すり減ってしまったから。
骨や軟骨自体に神経はないので痛みは感じませんが、
その周辺における神経での神経痛や、炎症からの関節炎で痛いのです。
つまり関節痛の原因の多くは軟骨がすり減ること、
あるいは軟骨が失くなってきていることにあります。
関節痛の原因は？
痛む膝・肘・肩・手首・足・指・腰と原因不明の痛みや風邪で発熱し関節痛も
コラーゲンと関節痛の関係
コラーゲンはお肌を美肌にする話で聞いたことがあるかもしれませんが、
人間の体全身に存在するタンパク質の30％ほどを占める重要な成分で、
皮膚だけでなく、血管、内臓、そして骨や軟骨などにも含まれています。
関節痛でも例えば膝の痛みがある方、変性性膝関節症などは、
高齢者が加齢を要因として発症することが多いですが、
そういった方々にはコラーゲンが減少していることがわかっています。
単なる老化現象であると言えなくもないですが、
体内のコラーゲンが減ったことを体感的に知るとしたら、お肌のガサガサ、
肌荒れなどともに、爪や髪が弱々しくなったり薄くなったりしたら
要注意かもしれません。
高齢者に関わらず、中年くらいの年齢の方でも同じですが、
体の中では軟骨が減ったり、薄くなっている可能性があります。
コラーゲンの中でも二型コラーゲンという種類が骨や軟骨の主成分
になっていますが、先の通り、不足していれば軟骨ができにくく、
少しでも擦れていけば小さくなってしまうので、
関節部の弾力性や柔軟性に欠き、やがて関節痛になってしまう可能性があります。
ケイ素
ケイ素とは自然界に存在する鉱物由来の成分で、人間の体内には
水溶性ケイ素が存在します。
必須ミネラルとして人体に無くてはならない栄養成分。
お食事の食材から無意識にも日常的に摂取しています。
シリカ水というドリンクを聞いたことがあるかもしれませんが、
二酸化ケイ素がシリカですので、シリカ水とはケイ素水のこと。
ケイ素がコラーゲンを束ねる
ケイ素（珪素）はコラーゲンを結束する働きを持つとされます。
繊維状で存在するコラーゲンを束ねる、促進するのが代表的な効果効能のひとつ。
つまり体内のケイ素が不足すればコラーゲンの生成に影響を与えることから、
軟骨が悪くなり、関節痛につながりかねません。
アンチエイジング
ケイ素にはアンチエイジング、老化防止の作用があるとされます。
具体的には抗酸化作用やデトックス効果、血管の生成や再生など。
アンチエイジングに加えて浸透性にも優れていますので、
実は多くの化粧品、化粧水、エステの美容液などにも含有され活用されているのです。
関節が硬くなる、ギシギシする、違和感、関節部の動きが悪くなったり、
軟骨が減るのも加齢、老化の一種だと捉えれば、ここにも
ケイ素の改善作用があると言えるのではないでしょうか。
恒常化
ケイ素には体内を正常に保つ恒常化の働きもあるとされています。
細胞レベルから臓器まで全て、全身の状態を悪い状態から正常に正してくれる。
関節、軟骨、骨、神経系統、血管、これらの状態が元の痛みがなかった頃の
正常なバランスに向いてくれれば、繰り返す関節痛がやがて緩和や完治して、
関節の悩みが解消されると考えられなくもない。
ケイ素で関節痛を治す
ケイ素を充分に摂取することができれば、体内のケイ素保有量も確保でき、
コラーゲンが安定し、軟骨の状態もよくなる。
このことで関節痛が改善に向かうという論理はほぼ明らかであり、同時に、
ケイ素のアンチエイジング、恒常化も働いて、関節の痛みが和らいで緩和、
やがて消えていく、つまりケイ素で関節痛を治すことが期待できるのです。
さらにケイ素はカルシウム以上に骨を強くする、骨密度が上がるという指摘が
英米の実験結果から明らかになりつつありますから、
無くなった軟骨からダイレクトにかかる骨への負荷でやがて骨が曲がってしまう
変形性関節症においても少なからずその支えになるかもしれません。
ケイ素は医薬品のような薬ではありませんから、速攻で治す、完治する
という治療目的で使うものではない。
しかし医療現場で用いられることもあるのは、ミネラルという天然成分
だからこそ副作用の心配もないからです。
過剰摂取するほど摂ることもまずありませんし、仮に多すぎても
ケイ素のデトックス作用で排出されるだけ、問題ありません。
海外では健康・美容のためにシリカ水を飲んだり、
ケイ素サプリメントを使って補給するのは日常的なこと。
現在、関節痛の治療で通院されている方、医師からお薬を処方されている方、
関節痛向けのOTC医薬品つまり市販薬を服用されている方、
プロテオグリカン・コラーゲン・コンドロイチン・グルコサミン・ヒアルロン酸
などを成分にした関節痛サプリメント使っている方、
膝や腰の違和感から将来的な関節痛予防をしていきたい方、
どのような方でもシリカ水を飲むだけなら日常で簡単に実践できます。
ケイ素は多くの食材に含まれていますが、微量でまとまった量を摂るのは難しい。
高齢者のみならず、中年以降は代謝が弱まり、ケイ素の体内保有量が
減っていくこともわかっています。
毎日飲む水をシリカ水に変えるだけ。
シリカ水を飲んで関節痛の予防や緩和につなげていくことをおすすめします。
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